ハンガー収納アイデア8選|洗濯後が楽にすっきり片付く方法
ハンガー収納の基本は「しまう」「掛ける」
洗濯ハンガーは洗濯物をかけるときに使い、取り入れるときに収納します。その2点を考えて収納場所を考えてみましょう。収納方法は、ケースなどに入れてすっきり「しまう」方法と「掛ける」でコンパクトに収納する方法があります。
そして、ハンガーを収納する際のNGは、オープンなケースに乱雑に放り込むこと。忙しいときにはやってしまいがちですが、絡まるばかりか、かさばって見た目も悪くなる原因です。
ハンガーを収納するときは収納分を揃えてから収納すると、絡まりを防げ、使うときのストレスがグッと減ります。外したときに数本をまとめて、フック部分と肩の部分に手を添えるだけで揃います。ぜひ習慣にしてくださいね。
洗濯ができた衣類はどこでハンガーにかける?
洗濯機から出した衣類をハンガーにかける場所は家庭によってさまざまです。それぞれ、作業がしやすいところでハンガーにかけ、物干しに干していますよね。
・ランドリールームで洗濯機から出しながらハンガーに洗濯物をかけ干す場所へ移動するケース
・リビングなどでハンガーにかけ干す場所に移動して干すケース
・屋外やベランダなどに移動し干す場所でハンガーにかけるケース
どれがよくて、どれが悪いというものではありません。
リビングなら冷暖房がきいているので快適にハンガー掛けができるかもしれません。テーブルが広いので、ハンガーにかけたものを一時置きできて作業が楽という理由もあるでしょう。
ランドリールームや干す場所でハンガー掛けをすると、干す場所までの移動が一度で済みます。
屋外やベランダならかけながら干せるので、これも手早く済ませられる方法です。
それぞれのケースを考えながら、最適なハンガーの収納方法を探っていきましょう。
洗濯動線から考えるハンガーの収納場所
まず、それぞれどこにハンガーが収納してあれば、使いやすいでしょうか。
ハンガーが一番使いやすいのは、使う場所に収納してあることです。もしくは洗濯機から衣類をかける場所への途中にあるのが理想です。
ランドリールームで干すなら洗濯機周り。リビングならリビング内で悪目立ちしない場所。押し入れや、クローゼットに収納してしまうのも一つの方法です。ベランダや屋外なら物干しのそばがベストということになります。他にも、洗濯機からハンガー掛けをする場所への移動途中というのも動線が長くならず、便利な場所といえます。
ハンガーの収納方法 基本は「しまう」か「掛ける」
ハンガーを集めるときは、洗濯物を取り入れた後でまとめてハンガーだけを集める方法と、ハンガーごと洗濯物を取り入れ後で衣類を外す方法があります。洗濯物を取り入れるのは夕方の忙しい時間が多いのですが、ハンガーの回収と収納だけを後回しにすると、面倒になります。衣類を取り入れたついでにハンガーも集めて、収納しておきたいところです。そのためにもハンガーの定位置を決めておくことは必須です。
定位置を決める際の基本は、ハンガーをケースやボックスに「しまう」か「掛ける」になります。
見た目がすっきりするのは「しまう」ですが、使うときに楽なのは「掛ける」です。見た目を優先するか、使い勝手を優先するか、ハンガーの収納場所のスペースも考えて自分に合う方法を選びましょう。
①ランドリールームやリビングのハンガー収納
しまうハンガー収納のメリットは、見た目がすっきりすること。目的に合わせたケースを選ぶことで、ハンガーが目立たない収納や、インテリアの邪魔をしない収納が可能です。
ランドリールームの棚上にもしまえるハンガー収納ケース
小型で軽量のケースにハンガーを入れて、ランドリーラックの上の棚や洗面台の下の収納スペースに入れてしまうとすっきり片付きます。
そこで、おすすめするのは、「ファビエ スキピタ ボックス L」です。ハンガー収納にはLサイズがおすすめですが、LサイズとMサイズは同じ幅なので積み重ねも可能。上段は深めのLサイズでハンガーを、下段は浅めのMサイズで洗濯ピンチや洗濯ネットを入れるなどの使いわけも可能です。色はホワイトで洗濯の清潔なイメージそのまま。お手入れのときは、丸洗いが簡単なのがうれしいところです。
洗濯ハンガーは、ファビエ スキピタ ボックスには斜めに入ります。取り出しやすいのがメリットですが、「ハンガーが少し見える」状態になります。隠してしまう収納を目指している方はもう少し大きめの収納ボックスをチョイスしてください。
見せないハンガー収納ですっきり|アイデアで広がる使い勝手
洗濯物を干すときに使うアイテムをまとめて収納したいときにおすすめが「インカーゴ S-3700」。
室内向きの柔らかなホワイトカラー。出しっぱなしにしてもインテリアの邪魔をせず、さり気なくおけるのがポイントです。
「インカーゴ S-3700」は内寸の幅が38cmとややゆったり目、ハンガーだけでなく、洗濯ピンチや布団バサミも収納できます。中がごちゃごちゃになるかもしれないと心配な場合は、「ファビエ 仕切るケース 引出用」を入れて内部を仕切ってみてはいかがでしょう。ファビエ 仕切るケース 引出用なら幅が9cm、15cm、18cmと3パターンあるため、ハンガーの量や嵩に応じてぴったりのケースを選べます。
天板耐荷重が80kgとしっかりしているので使い勝手も広がります。リビングで使う際には、洗濯を干すときにはかご置き場に、普段はスツールやフットレストとして使うこともできます。
2段まで積み重ねも可能です。重ねた高さは約80cmですので、腰を曲げずに中のモノがとれるほどよい高さになります。1段目は使用頻度の低いものやストックアイテム入れに使い、2段目に毎日使う洗濯グッズやハンガーを入れると使いやすさはアップしますね。
②持ち運びできる収納ボックスでクローゼットへ
ハンガーをクローゼットにしまう場合は、持ち運びできるハンドルがついているボックスやかごが便利です。リビングで衣類をハンガーにかける場合は動線が短くなるように意識して、ハンガーボックスを入れる場所を決めましょう。洗濯機から片手に洗濯かごを運び、途中のクローゼットでハンガーの入ったボックスやかごをピックアップできるのがいいですね。
家族が手伝いたくなるハンドル付きクリアボックス
ハンドル付きで、おすすめの収納ボックスは、「プロフィックス フリーボックスハンドル付き」。ハンドルだけでなく、底部にコロがついています。洗面台下や押し入れなど、奥行きがある場所に収納する場合は、手軽に押して入れ、引き出せます。コロは向きが変えられるため、スペースに合わせた向きに収納できるのがポイントです。
小さめのハンガーなら「フリーボックス10」でも入りますが、おすすめは「フリーボックス20」。ゆったり目なので、ハンガーだけでなく、洗濯ピンチや大き目ピンチなども収納できます。ボックスはクリアタイプで中に入っているものが一目でわかり、家族みんなが使いやすいというのがメリットです。
持ち運びが簡単!ハンドル付きかごにハンガーを収納
ハンドル付きでもう一つのおすすめは、「プロフィックス 折りたたみバスケットハンドル付き L」です。
ハンドル部が大きく、持ちやすいのが特徴。クローゼットや、押し入れの中からでもピックアップしやすいかごタイプです。カラーはスモーキーホワイト・ベージュ・グレーがあります。ナチュラルベーシックな3色で、ランドリールームにもリビングやキッチンにも色を合わせることができ、出しっぱなしにしてもインテリアのイメージを壊しません。
かご部分の収納力は抜群。ゆったり46cm幅のためハンガーがすっぽり入ります。また、ピンチがたくさんついた角ハンガーの収納も可能です(大きさによっては入らないものもあります)。ただし、上部にはみ出る部分があるので見た目が気になる場合は、布などをかけるひと工夫をしてみてはいかがでしょうか。
フタがないとホコリが入るというデメリットがありますが、ハンガーは頻繁に使います。ほこりが入る心配よりもフタなしの使い勝手の良さに注目してもよいかもしれません。フタを開けるワンアクションがなくなるため、取り出し収納ともしやすくなります。
「プロフィックス 折りたたみバスケットハンドル付き L」は汚れてきたら水洗い可能です。洗濯ハンガーやグッズを入れるかごはきれいにしておきたいですよね。また、かごは折りたためるので、使わないときは小さくしておけます。
③絡まないハンガー収納ならフラップ式ケース
据え置きのしまう収納なら、開口部が大きく横からの出し入れのがしやすいフラップ式のケースがハンガー収納にピッタリです。おすすめは「プロフィックス カバコ ワイドM」。カラーが3色ありますので、ランドリールームならクリアやホワイトの清潔感のあるものがぴったり。リビングならクリアブラウンやホワイトがインテリアに合わせやすいカラーです。
プロフィックス カバコ ワイドMの何よりの特徴は開口部の大きさ。ハンガーを積み重ねてざっくり入れられる手軽さが便利です。見えないところで絡まるのを防ぐために、ハンガーのフックを手前にして入れるのが収納のコツです。
④突っ張り棒で「掛ける」ハンガー収納
掛けるハンガー収納は、とりやすさとしまいやすさが魅力です。ハンガーが見える状態になるため、見た目が気になる場合は、ハンガーの色と形を揃えましょう。乱雑さが防げ、すっきりした印象になります。
掛けるハンガー収納を簡単にかなえるアイテムは「突っ張り棒」。壁としっかりした家具の隙間や、壁と壁の間に突っ張り棒を設置して、ハンガーをかけて収納する方法です。
突っ張り棒は簡単に取り付けられますが、耐荷重に注意が必要です。100均の細くて短い突っ張り棒には耐荷重1~2kgというものがあります。洗濯ハンガーは軽いものでも一つあたり50~80gありますので、20本前後で落下する可能性があります。突っ張り棒を選ぶときに耐荷重をチェックするのを忘れないでくださいね。
⑤ハンガーバー付きランドリーラックを活用
洗濯機周りを有効に使えるのが「ポーリッシュ スライド式ランドリーラック PS-12」。ハンガーバーがついていると、バーをハンガー収納場所にするという使い方があります。
洗濯機のそばで衣類をハンガーにかける場合は、かけた衣類を一旦ハンガーバーに引っ掛けている方も多いのではないでしょうか。ハンガーバーは高い位置についているので、洗濯の邪魔にもならない場所です。洗濯ハンガーを端に寄せておけば、中央部はタオル掛けにも使えますね。
⑥見た目を意識したハンガー収納
室内干し用の「ポーリッシュ インテリア物干しシリーズ」は、シンプルでスタイリッシュなスタイルです。インテリア物干しのようなハンガーラックをお部屋に出しっぱなしにしているなら、バーの端を洗濯用ハンガーの定位置にしてしまいましょう。
洗濯ハンガーをステンレス製やモノトーンにするなどの工夫をすると、スタイリッシュさを失わせず、おしゃれなハンガー収納が可能になります。
見た目をすっきりさせるポイントは、シンプルなハンガーで色と形を揃えることです。
ハンガーラックの横で、洗濯した衣類をハンガーに掛ければ、そのまま部屋干しにもなるため、ムダな動きがなく効率的ですね。
小型のハンガーラックなら持ち運びも可能なハンガー収納に
突っ張り棒を取り付ける場所はないけれど、ハンガーをつるして収納したいときに使えるのが「プロフィックス 傘ハンガーラック」です。
傘用のラックですが、高さ111cmは立って使うのに程よい高さ。耐荷重6kgでハンガー掛けにはピッタリです。カラーはパウダーブラック一色で、ハンガーを単色で揃えるとおしゃれなハンガー掛けになります。
幅は31cmとコンパクト。本体の重さは2.6kgと軽いため、ハンガーをかけたまま持ち上げて移動も可能なところが便利です。上部がトレイになっているので、干している間のピンチ置き場に使えます。下段には洗濯ピンチを入れたかごや、角ハンガーをかけて収納することも可能。コンパクトに見えて収納力ばっちりのハンガーラックです。
⑦時短を叶える8連式ハンガーで省スペース収納
省スペース収納ができる連式ハンガーをご存じでしょうか?「ポーリッシュ 華麗なたためる8連式ハンガー」は一度に8枚の衣類を干せて、時短をかなえる連式のハンガーです。連式ハンガーは干したときに傾きがちですが、「ポーリッシュ 華麗なたためる8連式ハンガー」にはキャッチフックと補助フックがついているので、干した際にバランスが崩れてしまうことはありません。
取り入れを楽にして時短をかなえる大きなポイントは、衣類を4枚ずつ一度に取り込める機能です。サイドグリップを回転させることで、ハンガーが連動してたたまれ、衣類が外れる仕組みになっています。衣類を外した後はハンガーがたたまれた状態のため、サイドのフックをかけることで手早く省スペースに収納が可能です。
⑧ベランダや屋外のハンガー収納
ハンガーをベランダや屋外に収納するときは、3つの理由からしまう収納がおすすめです。
・ハンガーがほこりや雨で汚れるのを防ぐ
・ハンガーが紫外線や温度変化で劣化するのを防ぐ
・ハンガーが物干しにかかったままでは見た目がいまいち
ハンガーについたほこりが洗濯した衣類に汚れがつくのは避けたいですよね。また、長期間、外気にさらされたハンガーは劣化し色が褪せて白っぽくなります。気づかないうちにもろくなっており、ある日服をかけようとしたら簡単に折れてしまうのです。
物干しの端にきっちり寄せて片付けているように見えても、防げないのがホコリと劣化。洗濯物を取り入れた後はハンガーをしまっておきましょう。
洗濯アイテムのガッツリ収納を可能にするインカーゴシリーズ
やわらかいホワイトカラーで、シンプルなイメージが特徴の「インカーゴシリーズ」。
ハンガーとピンチを収納する場合は、「インカーゴ S-3700」に収納を。大き目のボックスにガッツリ収納したい場合は「インカーゴ M-6300」「インカーゴ L-8500」がおすすめです。
MとLの違いは奥行き。大き目のボックスがいいけれど、ベランダなどで置く場所が狭い場合は「インカーゴ M-6300」の奥行36cm(外寸)が便利です。置く場所に余裕があれば奥行48 cm(外寸)の「インカーゴ L-8500」で収納量をアップさせ、ベランダや外回りをすっきりさせてはいかがでしょう。
MやLの大き目のボックスなら、ピンチがたくさんついた角ハンガーや、連式ハンガーも収納することが可能です。
コンパクトなのに収納力は抜群!角ハンガー収納もOK
ほどよくコンパクトなのに機能が充実しているのが「ベランダスリム100」。スモーキーなグリーンのボディにベージュのふたがアクセントになっています。ベランダや屋外で使いやすい機能が満載です。
狭いベランダにも置ける奥行37cm(外寸)。高さが54cm(外寸)とやや深めで収納力が高いのが「ベランダスリム100」の特徴です。角ハンガーや連式ハンガーも余裕で収納できます。
水抜き栓が底部についているのでお手入れがしやすいのもうれしいところ。左右4カ所に横移動ができるキャスター付きなので動かしたいときは手押しで動かせます。
まとめ:アイテム活用で絡まないハンガー収納を!
洗濯ハンガーを収納するためのボックスやケース、ラックなどと活用アイデアをご紹介しました。
洗濯ハンガーの収納の仕方は「しまう」か「掛ける」の2つのパターンです。洗濯動線を考えて、無駄な動きなく衣類をかける場所にハンガーを置けるように、収納場所を見直してはいかがでしょう。使いたいときにすっきりした状態でハンガーが収納されていると、衣類を干す際のストレスはぐっと少なくなります。
紹介したハンガー収納商品を使ってすっきり収納を目指せば、ハンガーの絡まりはなくなるはずです。収納時、少し手を添えてハンガーを揃えて入れる。このワンアクションをぜひ実行してくださいね。
フィッツワールド・おすすめハンガー
ポーリッシュ バスタオルハンガー PS-06 組立式
素材:【本体】ステンレス巻きスチールパイプ、スチールパイプ【樹脂部品】ポリプロピレン、ABS樹脂、ナイロン【金属部品】スチール(メッキ)
JANコード:4904746069061
ポーリッシュ ピンチが割れにくい角ハンガー42 PL-25P
素材:【本体・フック】ポリプロピレン【ピンチ・ピンチ吊り具】ポリカーボネート【バネ】鋼線【ワイヤー】スチール(ポリエチレン被覆)
JANコード:4904746131416
ポーリッシュ ピンチが割れにくいステンレス角ハンガー42 PL-30
素材:【本体】ステンレス、ポリプロピレン【フック・ピンチ吊り具】ポリプロピレン【ピンチ・ピンチ吊り具フック】ポリカーボネート【バネ】鋼線
JANコード:4904746114396
ポーリッシュ 華麗なたためる8連式ハンガー PL-04R
素材:【本体】アルミ・ポリプロピレン【キャッチフック・ハンガー】ポリカーボネート【つまみ部・グリップ】ポリプロピレン【補助フック】ステンレス
JANコード:4904746132581
ポーリッシュ干し方多彩な3WAY角ハンガー40 PL-32
素材:【本体・フック・連結バー・ピンチ・ピンチ吊り具】ポリプロピレン【バネ】鋼線【ワイヤー】スチール(ポリエチレン被覆)【補助フック】アルミニウム合金
JANコード:4904746118424