洋服のたたみ方・基本の「き」


このページでは「Tシャツ」「パーカー」「セーター」などアイテム別に、写真付きでたたみ方をわかりやすく解説。
さらに、たたんだ服を崩さず収納するコツや、おすすめの収納グッズもご紹介します。
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シャツ・ズボン・下着など、服の種類ごとのたたみ方を写真付きで解説しています。
Tシャツのたたみ方|誰でもきれいにたためる基本手順

背面を上にしてTシャツを広げ、中央を縦に折るための「点線位置」を意識します。

反対側も同様に折り返し、縦に細くたたんでいきます。

裾の位置で横に折り返し、コンパクトにたたみます。

裏返して形を整えます。しわを軽く伸ばすと仕上がりが美しくなります。

同じサイズ・形でそろったTシャツのたたみ方が完成です♪
Tシャツのたたみ方で重要なのは、「たたむ位置」と「順序」を統一することです。手アイロンで軽くしわを伸ばしながらたたむと、収納後のシワ防止にもつながります。
また、STEP1で縦の中心を意識しながら「下着・半袖・ロンT」などのカテゴリごとに揃えると、収納ケースの中でも見やすく整理しやすくなります。クローゼット収納や旅行準備にも活用できる便利なたたみ方なので、ぜひマスターしてみてください。
長袖Tシャツのたたみ方|しわを防いで美しく収納!
Aパターン

長袖Tシャツの背面を上にして広げ、中心ライン(点線)に沿って縦に折ります。

長袖Tシャツの背面を上にして広げ、中心ライン(点線)に沿って縦に折ります。

長袖Tシャツの背面を上にして広げ、中心ライン(点線)に沿って縦に折ります。

袖を肩からまっすぐ点線部分で折り、脇と平行になるように折り返します。

反対側も同様に、中心ラインで折りましょう。

袖を点線部分で内側に折り返し、脇下と平行になるように整えます。

左右をたたんだ状態で、身頃の中心で折りたたみ、細長く整えます。

裾を持ち上げてさらに半分に折り、コンパクトな長方形にします。

表面を上にして裏返し、たたみ目を整えます。

完成!衣装ケースにきれいに収まるたたみ方です。
長袖Tシャツをたたむときは、袖の長さをそろえながら折るのがキレイに仕上げるコツです。とくに衣類ケースやウォークインクローゼットに収納する場合、形や厚みを均一にしておくと見た目も整い、出し入れもスムーズ。
収納スペースに合わせて、STEP6で折る回数を調整すれば、高さのある引き出しでも対応可能。Tシャツのたたみ方を統一することで、「服のサイズがそろわずごちゃごちゃする」悩みも解消されます。
Bパターン

長袖Tシャツの背中側を上にして広げ、縦の中心線で折ります。

袖を点線部分で内側に折り、脇と平行になるよう折り返します。

反対側も同様に、点線に沿って折りましょう。

両袖とも折った状態で、脇と平行になるように整えます。

袖を折りたたんだら、全体を縦長に整えます。

裾を持ち上げ、2回に分けて折りたたみます。

表面が見えるように裏返し、形を整えます。

完成です!コンパクトで引き出しに収まりやすいサイズに仕上がります。
Bパターンは、衣類ケースや引き出し収納に最適なたたみ方です。
特に「クローゼットの空きスペースを無駄なく使いたい」「衣類をスッキリ見せたい」場合におすすめ。2回折りたたむことで厚みが均一になり、Tシャツと同じサイズ感に仕上がるため収納がしやすくなります。
袖を内側に折る工程も、衣類のシワを防ぐポイント。収納ケースにぴったり収まるたたみ方を覚えておけば、毎日の片付けもストレスフリーです。
厚手セーター・スウェットのたたみ方|かさばる衣類をきれいに収納するコツ

背面を表にして広げ、縦の中心に沿って袖を内側に折ります。

反対側も同様に、袖を中央へ折りたたみます。シルエットが長方形になるよう意識しましょう。

裾の端を持ち、衣類の1/3〜1/2の位置で折り上げます。厚みを均等に整えるのがポイントです。

表面が見えるように裏返し、形を整えます。ヨレや折りジワもここで調整しましょう。

仕上がり!厚手の生地もスッキリ折りたたまれ、収納ケースや引き出しにぴったり収まります。
厚手のセーターやスウェットは、一般的なたたみ方だとどうしてもかさばりがち。今回のたたみ方は、厚みを均一にしながらコンパクトに仕上げるコツを押さえています。
特に「冬物衣類を引き出しに収納したい」「フィッツケースやロックスにきれいに収めたい」という方におすすめ。仕上げに裏返して整えることで、衣類の型崩れも防げます。
パーカーのたたみ方|フード付きもすっきり収納できる折り方8ステップ

背面を上にして平らに広げ、縦の中心に沿って折るラインをイメージします。

片側の袖を斜めに折り、袖口が脇下あたりにくるよう整えます。

反対側の袖も同様に折り、形を左右対称に整えます。

脇下から平行に袖を内側へ折りたたみます。ボリュームが出ないよう注意。

フード部分を背中側へ折り込み、全体をフラットな形に整えます。

裾の端を持って縦方向に折り上げ、3分の1〜2分の1の高さにします。

表が見えるように裏返して形を整えます。しわやずれを調整しましょう。

完成!フード付きでもコンパクトに収納できる仕上がりになります。
パーカーはフードがある分、厚みが出やすく、たたみにくいと感じる方も多いはず。今回ご紹介する8ステップなら、フードや袖がかさばらず、収納ケースにもぴったり収まる形に整えられます。
また、フィッツケース 53サイズやロックスなどの収納ボックスにしまえば、型崩れを防ぎながら保管できて便利。衣替えや旅行用のパッキングにも応用できます。
ズボン・パンツのたたみ方|立てて収納できるスマートな折り方

ズボンを縦半分に折り、さらにウエストから裾方向へ1/3ほど折り返します。

ウエスト部分を持ち上げて開き、ポケット部分が上になるようにします。

裾を1/3ほど折り上げ、開いたウエスト部分の中に差し込みます。

裾を完全に差し込んだら、ウエスト部分を元に戻して包み込みます。

形を整えて完成!自立しやすく、引き出し収納にもぴったりな仕上がりです。
パンツやズボンは、立てて収納できるたたみ方をマスターすると収納力がグッとアップします。この方法なら型崩れしにくく、引き出し内で自立するので、探しやすく取り出しやすいのが特長。
とくにフィッツケース 53サイズなどの収納ボックスと相性が良く、立てて収納すれば見た目も整然。重ねずに並べてしまえるので、毎日のコーディネートも時短になります。
収納のコツとして、ジーンズなどの厚手素材も折り目を意識すれば同様に対応可能。クルクルと巻いて収納する方法と使い分けて、用途や場所に合わせたベストなたたみ方を選びましょう。
靴下のたたみ方|崩れず取り出しやすい収納のコツ

2枚をそろえて重ね、ズレないように整えます。

かかとを基準に半分に折ります。

さらに半分に折って小さくまとめます。

形を整え、コンパクトに仕上げます。

収納時は折りたたんだ輪の面を上にして並べると、取り出しやすく便利です。
靴下は収納の中でバラバラになりやすいアイテム。丁寧にたたんで「立てて収納」すれば、省スペースで探しやすく、日々の身支度もスムーズになります。
今回ご紹介した方法は、型崩れしにくく、厚手・薄手の靴下どちらにも対応可能。ポイントは「きれいに揃えてからたたむこと」と「輪の面を上にして収納すること」。引き出しの中でズレにくく、フィッツケースの小物収納タイプや、柔らか収納ケースとも相性抜群です。
くるっと丸める収納よりもコンパクトに収まるため、省スペース収納を目指す方やミニマリスト志向の方にもおすすめです。
ボクサーパンツ・トランクスのたたみ方|取り出しやすい収納法

表にして広げ、縦半分に折る

さらに縦半分に折って細長く整える

裾の方を持って、1/3を折り返す

さらに1/3を折り、長方形に整える

引き出しに入れる高さに応じて、もう一度折り返しても◎
ブラジャーのたたみ方|型崩れせず省スペースに収める方法

裏返して広げ、片方のひも部分をカップ内にたたみ込む

反対側のひもも同様にたたみ込む

中央で軽く折って、カップを重ねる

カップの形を整えて、ふんわりと仕上げる

カップの中に、ショーツなどのセットアイテムを一緒に収納しても◎
ブラジャーはワイヤーやカップの形をキープするために、つぶさず丁寧に重ねて収納するのがポイント。ひもをカップ内にしまってから重ねることで、絡まずきれいな状態を保てます。
複数枚を収納する場合は、カップ同士を重ねて並べるとスペースを有効活用できます。高さのある「フィッツケース 53サイズ」や、通気性の「せいとんボックス」との組み合わせもおすすめです。
ショーツのたたみ方|省スペース&取り出しやすい収納方法

裾を手前にして広げ、縦の中心線に沿って左右どちらかを折る

もう片方も同じように、中心に向かって折りたたむ

もう片方も同じように、中心に向かって折りたたむ

さらに裾から上に向かって半分に折る(または3つ折りに)

形を整えて完成♪引き出しに立てて収納すると取り出しやすい!
ショーツは、丁寧にたたむことで引き出し内がすっきり整い、型崩れも防げます。折りたたむ順番を決めておけば、毎日の片付けもスムーズ。
引き出しに立てて収納することで、一覧性が高まり取り出しやすくなります。コンパクトに折りたたんで、収納効率をアップさせましょう。
キャミソールのたたみ方|シワになりにくく整う簡単ステップ

背面を上にして広げ、縦の中心に沿って片側を折る

反対側も同じように折り、縦長の形に整える

裾から3つ折りまたは2つ折りにして、コンパクトにまとめる

完成♪ 引き出しに立てて収納すると形が崩れにくく◎

ショーツなどのお揃いアイテムと一緒に収納すると見た目もすっきり!
肩ひものあるキャミソールは、丁寧にたたむことで型崩れやヨレを防ぎ、収納時の見栄えもアップします。2つ折り・3つ折りと段階を分けてたたむと、引き出しの中でも立てて収納しやすくなります。
同じシリーズのインナー(例:ショーツ)と並べておけば、毎日のコーディネートもラクになります。
たたんだ服をキレイにしまう収納のコツ
せっかく洋服をキレイにたたんでも、しまい方に工夫がないとすぐにぐちゃぐちゃに…そんな悩みを解決する収納のコツをご紹介します。
引き出し収納を使っている場合は、「せいとんボックス」などで仕切りをつくり、服を立てて収納するのがポイント。中身が見やすく、出し入れもスムーズになります。
また、Tシャツや下着などはコンパクトにたたんで立てる収納にぴったり。クローゼット収納なら、使用頻度ごとにアイテムを分類し、ハンガー収納と引き出し収納をうまく組み合わせることで、衣類の出し入れがぐっと快適になります。
たたんだ服の収納に悩んだときは、アイテムに合った収納ボックスや仕切りを活用することで、見た目も使いやすさもアップします。